子どもが親の話しを聞ける『場』って最高の学びの『場』と思う
48歳男子PINEです。
僕は妻、小学校4年生になる息子1人の3人家族。かなり楽しく暮らしているのだが、もう少し息子との時間を持ちたいというか、持たなければという思いが芽生えた。
そこで、晩ごはんも終えた午後8時から9時までは一緒に何かをやろうと息子に提案した。
一緒に勉強でもやらされるのではないかと、やや不信感を露わにしたが、やることは順番に決めるということで丸くおさまった。もちろん、ゲームでも良い。
将棋をしたり、テレビを観たりと、1時間とまではいかないが、とりあえず一緒に過ごす時間が増えた。
息子がまだ1年生だったころ、将棋に興味をもったことがあり、一緒にやっていた時期があった。
その頃と比べると、もちろんまだ僕のほうが強い(とはいえ駒の進め方くらいしか知らないけど)が、「おっ、良く考えているな」という手を打つようになったし、とりあえず負けて泣かなくなった。なんだかんだと成長している。
そんな中、この時間を快く感じていたのかどうかは分からないが、息子が、
「ニュ・ニュ・ニュ・ニュース」
をやろうと言い出した。「それはなんだ?」と聞くと、息子、僕にくわえ妻も参加し、その日に自分に起こったニュースを1分間話すというものだった。そう、「1分間スピーチ」みたいなものである。
息子よ、それはおもしろい企画だと、僕も妻も両手を挙げて賛成した。
まだ、始まったばかりだが、すでに「1分間という時間制限をなくす」「最後に質問や意見を言ってもいい」など、「ニュ・ニュ・ニュ・ニュース」も新たな展開になっている。
こういった場ができて、良いなと感じることがある。
1つは、親が子どもに自分の話しをする時間ができるってこと。
振り返ってみると、息子の話しを聞く機会はたくさんあるが、自分の話しを息子に聞かせるということはほとんどない。もし、話そうとしても、良く分からないし面倒だから、息子は聞く耳をもたない。
「ニュ・ニュ・ニュ・ニュース」という場ができたことで、親の仕事や興味関心を息子に話すことができる。僕ら親は、子どもでも分かりやすいように工夫して話をするし、それでも分からない時は息子が質問をする。子ども目線でのフィードバックは、新鮮で新たな視点を僕たちに与えてくれる。
息子は、ちょっとした思い付きで「ニュ・ニュ・ニュ・ニュース」をやろうと言ったのであろうが、親と子が学ぶ場として最高のような気がしてきている。今後の展開もブログに書いていきたいものだ。