だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

「言うは易く行うは難し」息子よ行動が大切だよ!

48歳男子PINEです。

 

 小学校4年生になる僕の息子が突然、

「テニスの回数を増やしたい」

と言い出した。半年くらい前から、1週間に1回のペースでテニスを習いに行っている。今回の息子の申し出は、その1回を2回、あわよくば3回に増やしたいということだった。

そのやる気は父親として、誇らしくもあり、嬉しくもあった。でも、「うん?」という何か違和感のようなものも同時に感じていた。まあ、お金もかかることだし、ちょっと考えてみようと、そこで話は終わっていた。

そんなある日、息子のテニスの練習を観る機会があった。観るのは3か月ぶりくらいだ。当たり前だが、「テニスの回数を増やしたい」とやる気に満ちている息子は、さぞかしうまくなっているだろうと期待していた。

しかし、そこにはデジャブを観ているのだろうかと思うほど、3か月前とほぼ変わらない息子がいた。

 

そして、あの時感じた違和感の正体がはっきりとした。

 

「テニスの回数を増やしたい」という言葉に対し、「こいつやる気が出てきたな」と思っていたのだが、よくよく考えてみると、家でラケットを握っている息子の姿など見たことがない。いつも握られているのは任天堂SWICHだ。そう、言葉と行動が伴っていないのだ。けっして、やる気が出てきたわけではないのだ。きっと、長くなるから書かないが他に何か企みがあったのである、まあ、そんなもの子供だましだ、っははは。

 

子どもも成長してきて、親が何を言ったら喜ぶか、分かってきている。そして、僕たち親は、子どもの口から、親が期待しているような言葉がでると、嬉しくなり無条件で受け入れるところがある。気をつけなければいけない。

 

結局、テニスの回数を増やすためには、「任天堂SWICHを握っている時間が、少しでもラケットを握る時間にすること」という条件が課せられたのは言うまでもない。

がんばれー息子!!!