だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

48歳から始める全力を出し切る生き方

2020年5月には49歳になる。

2019年お正月、高校時代の同級生とごはんを食べていた時。

「次の年男の時は、還暦だ」ということに気づいた。

気づいたというと、おかしいかもしれない。そんなことは初めから分かっていた話だ。

でも、12年後には赤いチャンチャンコを着るなんてことをリアルに考えたことはなかった。みんなと話している時は、還暦トークで盛り上がりった。だけど、一人になってから、なんとなく焦燥感がジワリジワリと沸いてきた。

 

このままで、いいのだろうか?と。

 

48歳にもなり、いまさらの話しではある。もっと、若いころに感じるべきことではないか。でも、「このままでいい」とは思っていない自分がいた。だから、とにかく動いてみようと考えた。

 

じゃあ、何をする?

 

まず、すぐにできることから始めてみた。

それが、「何をするにでも自分の力ををすべて出し切る」ってことだ。

これはどういうことかって。

 例えば、

仕事をしていると、「なんで、自分ばかりがこんなにたくさん仕事をしなければならないのか」とか、「ちょっとやることが多過ぎて、いつまで経っても終わらないよ」という不満を感じることは誰でもあるのではなかろうか。実際、僕もそう思うことはあった。

 

しかし、とにかく「自分の力をすべて出し切る」と決めてしまうと、他の人の仕事ぶりと比較しイライラすることなく、全力で物事に向かえる。自分が力を出し切っているかどうかを基準にするから、他の人は気にならない。だから、ダメな時は、ただ力不足ってことで仕事を減らしてもらえばいいし、足りない部分を補うべく努力すればいい。

また、仕事が多すぎて不満を漏らす前に、どうにかしてこの仕事量を効率良くこなせないものかと考えるようになる。そう、工夫するようになるのだ。すると自然に、仕事のキャパシティーが広がっていくのを実感できる。

 

今まで、仕事を手を抜いていたわけではない。もしかしたら、やっている仕事量は変わらないかもしれない。でも、「自分の力をすべてを出し切る」と決めたことで、仕事に対するストレスはなくなるとまではいかないが、かなり減らすことができる。

しかも、日常的に自分の時間を効率的に使うことが体に染みついていくのだ。つまり、時間に限りがあることを実感し、大切にするようになるってことだ。

 

 

まもなく50代。いつやるの?

「今でしょ」