だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

畑からのプレゼント


久しぶりに、借りている農園に行くと、遠くに黄色の花が見えた。
菜の花が咲いているのだろう。
「もしかして」とそばに寄っていく。



やっぱりそうだった。
僕のエリアに菜の花が咲いていたのだ。
少し前に、花が咲く前の菜の花の一部を収穫して、辛子味噌で和えて食べた。
その残りが、見事に花を咲かせてくれたようだ。

地主さんからの希望で、3年借りれるのが、1年で終わることになった。
それが、10日後の3月15日だ。
そのため、やる気をなくした僕は畑から足が遠のいていた。
でも、野菜にとっては、僕の気持ちなんて関係なく育つ。

種からある程度大きくなるまで手を掛けてあげる。
その後は、手を掛けてやらなくても、勝手に野菜や花たちは育っていく。
(菜の花は育ち過ぎて食べる時期を逃してしまったが、、、笑)
そして、美味しい実をつけてくれたり、きれいな花を咲かせてくれる。


もしかしたら、子育てもそんな感じでいいのかもしれない。
と、ふと思う。


野菜作りとしては、菜の花は失敗である。
でも、最後に素敵なプレゼントをもらったような気がした。