だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

らっきょうとの再会

 

床下収納って、すげー得した気分になりません?

新しいバックを買って、「え~~、ここにもポケットがあるの、すげ~~、何入れよう」という喜びに近いものがあるのは僕だけ、、、。それこそ、床全部に収納できたら、我が家の片づけ問題はほぼ解決するのではないだろうか。

 

いま、住んでいる家のキッチンの下にも、床下収納がある。しかも、脱衣所にまである、2倍2倍。

 

床下収納というのは、冷蔵庫のようにちょいちょい開けるものではない。醤油や味醂が切れてしまった時に、「確か~、もう1本買い置きしといたのがあるはず」と淡い期待を込めて開ける場所である。

 

床下収納はとても便利な場所であるから、ポイポイ、ホイホイといろんな物をいれてしまう。どんどん物が積まれていくから、それこそ、一番下になってしまった暁には、1年以上も陽の目を見ることなく穴の中で過ごす強者もでてきてしまう。

 

先日、サラダを作るためにツナを求めて床下収納の中を探していると、すでに忘れてさっていた大きなビンが目にはいった。「あっ、これは」

 

そう、それは、1年ほど前に漬けたらっきょうだった。

 

忘れもしない、実家であるらっきょう生産日本一鳥取に帰った時に買ったのに、持ち帰って箱をよくよく見ると、鹿児島産だったというイワクツキのらっきょうである。

 

カビカビになっているかもとか、腐っているかもと、恐る恐る床下から出してみた。ひえ~~~ってなるかと思いきや、とんでもない。とっても素敵に漬かっていたのだ。

 

またまた、恐る恐る、ビンの蓋を開けてみると、「お~~~、なんとも~~~」。あのらっきょうの甘酸っぱい香りが鼻をくすぐるではないか。口にすると、これがまた、「お~~~うまいではないか」。

らっきょうのやつ、1年の時を無駄に過ごさなかったことは明らかだな。自分の1年とは大違いだ、あははは、は~ぁ。

 

というわけで、放っておいたらっきょうがとってもおいしくなって僕の前に再び現れた話でした。

 

 

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