だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

【息子と僕の話】 嬉しいムスコ君の一言


職場であるデイサービスがちょっと大変な状態である。
何が大変かって、デイサービスの中心である介護士さんが息子さんが体調悪い、お父さんが倒れたと2人も長期のお休みに入ってしまったのだ。
つまり人がいない。
ありがたいことに、それでもお客様はやってくる。
でも、ここで、大変なことをツラツラ書いてもしょうがない。


話を変えよう。


うちの所長さんは若いのに出来た人である。所長さんの仕事があるにもかかわらず、
介護士さんがいないならと、お客様の入浴介助の手伝いをしたり、バスに添乗し送り届けたり、できることはなんでもする。
そして、休んでいるスタッフに対して言いたいこともあるだろうが、グッと腹に収め、愚痴らない。ときどき、ネガティブになるものの。



そんな状況を、家族の食卓で話している時のこと、


「ちょっと大変なんだけど、うちの所長は、スタッフのことを悪く言ったりしないんだよな~」

なんて、ふるさと納税でいただいたメロンを食べながらオクサンに話していると、
一番大きいメロンを食べていたムスコ君が、


「お父さんと同じだね」


なんてことをボッソっと言った。
いやいや、ムスコ君、お父さんのことをそのように思っていたのか。
嬉し過ぎる~~。
思わず、もう一回言ってとおねだりしたい気持ちになったが、僕もそれをグッと腹に収めた。所長とはえらい違いであるな、あはは。


この後、僕のメロンの一切れをムスコ君にあげたのは言うまでもない。



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