だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

地元びいきになるが、鳥取砂丘は美しいと思った。

時間が経たないと気づかないことってある。

年齢を重ねないと気づかないことってある。

経験を積まないと気づかないことってある。

環境が変らないと気づかないことってある。

 

これらは全部、おんなじ。あはは。

 

難しいことを言いたい訳ではなく、鳥取砂丘に行ったことを書こうと思っているだけなのであるが。。。

 

みなさんは知らないと思うけど、僕は鳥取県という日本一人口が少ない県で生まれた。日本一人口が少ないのだけど、日本一の砂丘がある。

ちょっとした勘違いした人は、鳥取県民全員が砂丘に暮らす民と考えている。また、ありがたいことに、砂漠化が止まらないことを心配してくれる方もいる。

 

「地元民はその土地の観光地には行かないものだ」のご多分に漏れず、僕も今まで2回くらいしか行ったことはなかった。

かつ、素敵な場所だななんて思ったこともなかった。

今回の訪問で、その印象は音をたてて変わった、そうガラリと。

 

裸足で歩く奥さんと息子の姿。

急な砂の坂を走り下り、はしゃぐ息子の姿。

そして、遠くに見える水平線。

 

どれもが、途轍もなく素敵だった。

鳥取砂丘は家族で訪れる場所なのかもしれないと思ったしだいである。

 

 

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まだ誰の足跡もない砂の上を歩いている。

 

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青い空に向かって急な坂を登る。けっこうキツイ、まるで蟻地獄。

 

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何度も下ってはまた上る。エネルギーが放散されていく。

 

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風紋が美しい。

 

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遠くに水平線。

 

 

いまさらながら、鳥取砂丘はとても美しい場所だった。

父の一周忌で帰省したついでに行った鳥取砂丘であったが、僕たち家族にとっては、とても印象深いものになった。