だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

デイサービスでのなんとも微笑ましい話

健脚でデイサービスを自由に行動することを許されているおばあちゃんが、

「けっこう悪いんだね」

と平行棒で歩行訓練をしているおばあちゃんを見てポツリと呟いたかと思うと、

「もっとビシッとして、歩いてやるって強く思わんとダメよ」

と発破を掛けて、サラリとその場を後にした。

発破を掛けられたおばあちゃんは、一瞬ポカンとしていたが、

「そうか、もっとビシッとしないといけないか、よ~し」

と、3割増しに頑張って歩行訓練をしだした。

 

その様子を黙って見ていた僕は、思わず声には出さず「クックック」と笑ってしまった。

なんで笑ったかって?

 

なぜなら、この2人のおばあちゃん、どちらも100歳を超えているからさ。

100歳のおばあちゃんが101歳のおばあちゃんに発破を掛ける、なんかいいでしょ。

 

デイサービスでの微笑ましいお話でした。