だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

冷たい朝の空気が身体感覚を呼び覚ますのかもしれない

僕は、毎朝、4時台には起きて体操をします。5年前ほどから、呼吸を意識した体操を始めました。体操を始めた理由はあるにはあるのですが、書きだすと長くなりそうなので、また改めて書きます。

 

今は師走の12月なので、午前4時という時間の空気はとても冷たいです。その冷たい空気の中で、ゆっくり体を動かすにつれ、少しずつ体が温まってきます。体から熱が生み出されてくるような感覚なんですね。そして、じんわり汗もかいてきます。

 

このように、体の内側からの変化を感じることは、とても気持ちの良いものです。また、自分の身体感覚が研ぎ澄まされていく感じがするのです。体のどこのあたりに、今一番熱を感じているということを意識しながら。

 

たまたまですが、今日の朝は、思わずガスファンヒーターをつけてしまったのです。つけてしまったからには、何か意味があるのかもしれないと思い、暖かい部屋で体操をやってみたのです。

 

やってみて分かったのですが、暖房器具のようなもので暖められた部屋で体操をすると、いつも感じる熱を感じにくいのです。外からの熱に意識が向いてしまい、自分の体と向き合うことができないのです。

 

もしかしたら、夏は冷房で涼しい部屋、冬は暖房で暖かい部屋でばかりいることは、人間が本来持っている身体感覚を鈍らせるかもしれませんね。

朝にちょっぴり冷たい空気に触れるだけでも、自分の身体感覚を取り戻せているのだろうなと、5年体操やって初めて感じた朝になりました。