だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

【ふるさと納税】大館市比内地鶏の「脂ののり」について考えてみた

秋田県大館市をご存じでしょうか?僕は今だに秋田県にある以上の情報はほとんどないのだが。僕はその大館市ふるさと納税をした。もちろん、目的はふるさと納税のお礼の品である。そのお礼は比内地鶏。そう、日本三大地鶏の1つである。その比内地鶏をほぼ丸々1匹分のお肉をいただけるというのだ。

 

比内地鶏をいただける大館市を選んだのにはもう1つ訳がある。それは鶏ガラ1匹分がガッツリついてくるのだ。しかも冷凍ではなく冷蔵で、つまり新鮮ということだ。冷凍じゃない鶏ガラなんて、なかなか手に入るものではない。

でも、今週のお題である「ふるさと納税」について書こうとは思っているのだが、その品物の感想を書こうと思っていたわけではないのだった。

 

先週のことであるが、大館市から比内地鶏が届いた。2回目である。そう、1回目に作った鶏ガラスープが自分で作ったにもかかわらず、類稀なるうまさだったからだ。それはスーパーで買った鶏ガラで作ったスープとは似ても似つかぬものだった。1回目の鶏ガラスープはこんな感じだった。

 

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ほら、すごいおいしそうでしょう。スープの上に光る脂が半端ないの。

 

だから、2回目の比内地鶏が届いた時も、肉以上に鶏ガラが楽しみだったのだ。そう、比内地鶏の旨味がつまったスープが。しかし、残念ながら1回目以上の美味しさを感じることはできなかった。なぜなんだ?確かに、初めてに対して2回目というのは感動は薄れるものだ。世の常だ。でも、何かが違う。

 

あっ、脂が違う。そう、思ってたより脂のノリが悪いのだ。1回目のほうが脂のコクがガッツリきた、コテコテ好きな僕はそこに感動したのだ

アジやブリなどの魚には「おっ、今日のアジは脂のってるな~」「このブリ脂半端ね~」なんてことを言う。そう、魚は時期によって脂ののりが違う。もしかして同じことが鶏にも言えるのか。時期によって脂ののりに違いがあるのか。

 

いやいや、鶏だけじゃなく、生き物すべてにあるのかも。。。それは人間も含めて。

 

「あいつの芸も脂がのってきな~」とか、「あの人って味があるよね」とか、人間界で言うことがある。それは、芸や、仕事や、その人柄などに使われる。それは芸に磨きがかかったり、酸いも甘いも経験し人間に深みがでてきた時にである。でも、もしかしたらその時、身体じたいにも変化がでてきているのではないだろうか。そう、魚や鶏が脂がのってくるように。

 

人間の身体からは旨味は出ない。その代わりに「魅力」という旨味が身体から放たれるのではないだろうか。その魅力に心打たれた人たちが、まるで味わうかのように、「脂がのった」「味がある」なんてことを言うのだろう。「魅力」ってのは、「味力」でもあるのかもしれない。

なんとなくブログに書こうと、1回目と2回目の比内地鶏の「脂ののり」の違いについて考えていたら、最終的に人間の「脂ののり」に行きついた。

最初にも言ったが、ふるさと納税のお礼の品物のおいしさとはほぼ関係ない話になった。ごめんなさい大館市。でも、でも、でも、僕は大館市が大好きなんです(あまり存じあげないが)。また比内地鶏頼みます。頼んます。とってもおいしいので、よろしければみなさまも是非。いちおうリンク貼っておきます。

【楽天市場】【ふるさと納税】60P2318 比内地鶏1羽ケース&ガラ(冷蔵):秋田県大館市

 

そうそう、それとこのスープで食べるうどんも、、、、、もういいか。ではでは。