だんだんな気持ちで淡々と暮らす

淡々とした生活の記録

高2男子が失恋から学んだ小さな教訓

書きたいこといろいろあるが、まとまりきらないことが多い。意外と自分で納得いかないと発信できない系なんですよね~。

いや違うな、自分で納得できない文章も発信できるけど、それが続くと嫌になって「つまんね~」ってブログ書かなくなる系っすよね。

とかなんとか言って、たいした事書いている訳じゃないんですけどね、おほほ。つまり、自己満足できるかどうかって問題でござる。自分で読み返して、おもしろいと思ったら、誰がなんと言おうと満足なんす。

 

 

結局、迷った挙句、気持ちよくペンが進んだこの話を書きます。

 

 

ちょいと昔の話なんですけどね。

 

以前、ある病院で一緒に働いていた女子からLINEがあったんですよ。まったく、色っぽい話ではないですよ、悪しからず。内容は、

 

「長男がPINEさんに会いたがっているのだけど、この後、時間あります」

 

それが夕方の5時くらい。まだ職場にいた僕は珍しくその後も仕事が入っており、

「今日は無理」と返したの。

でも、僕の頭の中には、

「なぜに??僕に会いたい?」

という疑問が。その長男は今は高校生、僕が会ったのは1度か2度、彼が小学生の頃。僕のことを覚えていただけでも不思議な話なのに。

 後に、その女子からその理由を聞いた。

その日、長男君は好きな女の子からフラれ、親じゃない大人と誰でも良いから話しをしたかったようで、それに僕が選ばれたらしい。なんとも光栄なことである。

 その長男君にとってはその日が全てだったようで、その後、お呼びかかることはなかったんだけどね。

でも、もしフラれたばかりの彼と会ったならば、僕は何を話しただろうと1人妄想した。たぶん、高校生の頃にけっこう痛いフラれ方した話でもしたんだろうな~。

 

 

 

ここから回想。はっきり覚えているところと覚えていないところがあり、脚色しているところもありますのでご了承くだされ。

 

 

 

あれは高2の頃だ。

クラスの中の可愛いと言われる女子から「相談があるんだけど時間ある」とお誘いがあった。相談をお誘いというのかどうかは置いておいて。僕はまんざらでもない気持ちで相談にのった、だって高2の男子だもの、えへ。

放課後、どっかのベンチに座って彼女の相談を聞いた。

僕はすぐに気づいた。

その相談内容に答えるには、高2男子という僕という存在はあまりに人生経験が足りないということを。

 

「お母さんとおばあちゃん(父方のばあちゃん)が仲が悪くて、家の中がギスギスしているんだけど、どうしたらいい?」

 

う~~~~n、それ僕に聞く???

 

「それは世の常であるな。嫁舅問題ってのは『源氏物語』の中にも登場するくらい、歴史的にその解決をみない問題であるのだ。平安時代から続くこの問題を、僕たちがどうこうできる訳がないのだ。時が解決するのを待つしかないのだ。それでいいのだ。」

そんなバカボンのパパのような回答をを持っているはずもなく、ただ「ふむふむ」と彼女の話を聞いているだけだった。

そのうち彼女は、自分の話に酔いしれ涙を流しだした。普通の高2の男子が、自分に相談を持ち掛けきた女子の涙に太刀打ちできる訳もなく、その瞬間に心奪われていた。単純であり、愚かであり、バカであり、純粋である。

 流れはよく覚えていないが、彼女は話を聞いてくれたことにたいそう喜んでくれ、今度二人でデートらしきものをすることになった、なんじゃそりゃ。

そう、このように女子の相談からデートするという流れは、その後の僕の人生を振り返っても、わりと良くある展開である。このパターンは、僕の数少ない経験からすると、だいたいが不幸な結末が待っている、あは。

 

 ここで高2男子におじさんから2つほど教訓を贈る

 女子が相談してきたからって浮かれるな

 女子の涙には魔物が住んでいる

 どうでもいい~~、ためになんね~~~。

 

 

 

長くなったので、このへんで終わろ。

書いていて楽しかったので、続きを書こうと思ってます。

最後までおじさんの戯言にお付き合いいただきありがとうございました。